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入れ歯には種類がある?各入れ歯のメリット・デメリットを解説!

2023年02月06日

「入れ歯が合っていなくて、すぐに外れてしまう」
「入れ歯の金属が目立って恥ずかしい」

など、入れ歯に関するお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。入れ歯と一口に言っても、さまざまな種類があります。

●保険適用の入れ歯
●金属床義歯
●ノンクラスプデンチャー
●マグネットデンチャー
●インプラント義歯

本記事では、上記の代表的な入れ歯の種類をわかりやすくご紹介しています。

また、患者様から質問されることが多い、「保険適用と自費診療の入れ歯の違い」についても解説します。当院では、患者様のご要望に応じた入れ歯の製作・調整を行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。

代表的な入れ歯の種類

「製作してもらった入れ歯が合わない」という方は多いです。毎日使用する入れ歯が自分に合っていないのは、日常のストレスになります。そのため、ご自身のお口、目的に合った入れ歯を選択することが大切です。ここでは、代表的な入れ歯の種類5つをご紹介します。

  • 保険適用の入れ歯(レジン床義歯)

多くの方がイメージする一般的な入れ歯です。保険適用の入れ歯にはプラスチック素材が使われています。歯がある場合は、歯に金属のバネをかけて入れ歯を固定します。

保険適用なので費用を抑えられますが、患者様のお口にピッタリ合う入れ歯を製作するのは難しいとされています。なぜなら、国が定めた手順、素材で作る必要があるからです。

そのため、すぐに外れたり噛みにくさを感じたりするケースが多くみられます。また、入れ歯の耐久性も低く、半年程度で作り直しが必要です。金属バネが目立つなど見た目の問題点もあります。

【メリット】
・保険適用なので、費用を抑えられる
・製作時間が短い

【デメリット】
・金属のバネが目立ってしまう
・噛みにくさを感じる
・割れやすい
・変色や臭いがつきやすい ・バネをかける歯に負担がかかる

  • 金属床義歯

属床は、入れ歯の土台部分を金属で作られており、薄く安定した装着感がある入れ歯です。金属といっても、歯列より内側に使用しているため、金属が目立つことはありません。また、金属として強度も高く、修理しながら長期間使えるのも特徴の一つです。

他にも、温度が伝わりやすい特徴があり、温かさや冷たさを感じることができるので、普段の食事を楽しむことができます。ただし、金属アレルギーの方は使用できないので注意が必要です。

■費用:費用:330,000円~550,000円

【メリット】
・薄いので会話がしやすい
・外れにくい
・食べ物を噛みやすい
・食べ物や飲み物の温度を感じられる
・バネをかける歯の負担が小さい

【デメリット】
・金属アレルギーの方には適用できない
・修理が難しい場合がある
・自費診療

  • ノンクラスプデンチャー

入れ歯の弱点でもある「目立つ」を解消したのがノンクラスプデンチャーです。

ノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使用していない入れ歯で、特殊な樹脂を使用して作られています。そのため、口腔内に装着しても自然なので、周囲の人に入れ歯だと気づかれにくいのが大きなメリットです。

また、保険適用の入れ歯と比較して、周囲の歯への負担が少ないことや、食べ物が挟まりにくいといった利点があります。当院で取り扱っているバルプラストは、非常に弾力性の高い素材で、軽く、薄いのが特徴です。

保険適用の入れ歯と比べて半分程度の重さなので、高齢者の方でも負担なく使用できます。

  • プレミアムバルプラスト(オプション)

従来のバルプラストのオプションとして、プレミアムバルプラスト(金属床コンビネーション)と呼ばれるものがあります。プレミアムバルプラストの利点は以下の通りです。

・床を小さくできる
・床を薄くできる(上顎の場合まるで口蓋に紙が張り付いたような感じ)
・熱い物や冷たい物が口蓋に素早く感じられる
・通常のバルプラスト義歯に比べて傷がつきにくい
・維持力がアップする

従来のバルプラストよりもさらに快適な装着感をご希望の患者さまには、プレミアムバルプラストをおすすめします。

■費用:165,000円~550,000円

【メリット】
・入れ歯と気づかれにくい
・薄いので装着しても違和感がない
・バネを使用しないため、周囲の歯に負担がない
・フィット感があるため、外れにくい
・金属アレルギーの心配がない
・薄いので食事を楽しめる

【デメリット】
・自費診療
・口腔内の状況によっては適用できないケースがある

ノンクラスプデンチャー(バルプラスト)の症例①
ノンクラスプデンチャー(バルプラスト)の症例②

  • マグネットデンチャー

マグネットデンチャーは、磁石の力で入れ歯を固定する方法です。磁石の力で入れ歯を固定しているため、外れにくく安定させることができます。磁石を歯根に取り付け、入れ歯には超小型磁石を埋め込みます。歯がない場合は、インプラント埋入して、マグネットを装着することが可能です。歯根の部分が虫歯や歯周病にならないように、丁寧なケアが必要になります。

■費用:1装置49,500円から(義歯は含まない)

【メリット】
・入れ歯が外れにくく、安定する
・食べ物をしっかり噛める
・金属のバネがないため、審美性に優れている
・磁石の力で固定されているので、着脱が簡単
・歯根にかかる負担が少ない

【デメリット】
・マグネットの本数が少ないと、入れ歯を維持できない場合ある
・歯が少なすぎると適応できない
・MRI検査のときにはマグネットを外す必要がある
・自費診療
・磁気アレルギーの方には適用できない

  • インプラント義歯

インプラント義歯は2本から4本のインプラントを埋入して、入れ歯を維持・安定させる方法です。通常の入れ歯とは異なり、顎の骨にインプラントがあるので、外れたり動いたりすることがありません。

安定性に優れており、食事の際もしっかり噛むことができます。自由に取り外しができるため、メンテナンスが比較的簡単な点もメリットです。

■費用:880,000円から

【 メリット】
・しっかり噛むことができる
・取り外しができるので、メンテナンスが簡単
・顎の骨の退化を予防できる
・大きな手術が必要ない

【デメリット】
・自費診療
・最小限とはいえ、手術が必要になる

保険適用と自費診療の入れ歯の違い

保険適用と自費診療の入れ歯の大きな違いは、「入れ歯の製作にかける時間と品質」です。もちろん、費用も違いの一つですが保険適用と自費診療の入れ歯では、仕上がりに大きな差があります。

●審美性
●耐久性
●噛み合わせ
●適合性・精密度
●装着時の快適性

これら全ての仕上がり具合で、自費診療の入れ歯が優れています。実際に、患者さまが保険適用の入れ歯が合わず、自費診療の入れ歯に移行するケースも多いです。

そのため、「自分に合った入れ歯を作りたい」「入れ歯で失敗したくない」という方は、自費診療の入れ歯をおすすめします。

なぜ、入れ歯を入れる必要があるのか

入れ歯の役割は、失った歯の代わりに食べることをサポートするだけではありません。
●咀嚼機能の維持・改善
●見た目の美しさ
●発音機能の維持・改善

このように、身体機能を維持・改善するために入れ歯は必要なのです。また、合わない入れ歯を入れ続けるのも、全身の健康に悪影響を及ぼします。

例えば、

●粘膜を傷つけて口内炎ができる
●噛む・飲み込む・会話をする・呼吸する機能が衰える
●吐き気がする
●頭痛や肩こりが発症する
といった症状を引き起こす可能性があります。

入れ歯が合わないといったケースの多くは、保険適用の入れ歯を使用していることが原因です。保険適用の入れ歯より費用はかかりますが、自費診療で自分にピッタリの入れ歯を作ることをおすすめします。

・入れ歯選びで最も重要なポイントは「歯科医院」

どの入れ歯を選択するか以上に、「歯科医院」選びが大切です。特に、インプラント義歯は外科手術を伴う治療なので、信頼できる歯科医師に任せる必要があります。

●経験や実績が豊富な歯科医師
●整備が整っていて清潔な歯科医院
●カウンセリングを丁寧に行う歯科医院
●治療に関しての説明がしっかり行われるか
●術後のメンテナンスをきちんと行う歯科医院

これらの項目に注目しながら、歯科医院選びをしてみてください。なお、当院では上記の項目をすべて満たしており、患者さまにご満足いただける入れ歯製作に力を入れております。入れ歯でお悩みの方はお気軽にしろくま歯科医院までご相談ください。

まとめ


本記事では、代表的な入れ歯の種類や、それぞれの特徴についてお伝えしてきました。内容をおさらいすると、代表的な入れ歯には下記の種類があります。

●保険適用の入れ歯
●金属床義歯
●ノンクラスプデンチャー
●マグネットデンチャー
●インプラント義歯

保険適用と自費診療の入れ歯があり、自身にピッタリ合った入れ歯を選択することが大切です。

保険適用の入れ歯は費用を抑えられる反面、製作方法が限定されるため、お口にピッタリ合う入れ歯を作ることが難しいです。合わない入れ歯を入れ続けてしまうと、全身の健康に悪影響を及ぼすこともわかっています。

そのため、患者さま一人ひとりに合わせて作ることができる「自費診療の入れ歯」がおすすめです。保険適用の入れ歯から自費診療の入れ歯に移行する方も多いので、ぜひ一度ご相談ください。

よくある質問

ここでは、入れ歯の種類について、多く寄せられる質問にお答えしていきます。

Q:保険適用と自費診療の入れ歯はどっちがおすすめですか?
A:一人一人の患者さまに合わせて作ることができる「自費診療の入れ歯」をおすすめしています。自費診療の入れ歯にもさまざまな種類がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

Q:入れ歯の金具が気になります。何かいい方法はありますか?
A:当院でも取り扱っている「ノンクラスプデンチャー」という入れ歯があります。金具がない入れ歯なので、周囲の人に入れ歯だと気づかれにくい特徴があります。また、非常に軽く薄い素材なので、装着していても違和感がないためおすすめです。

Q:入れ歯を入れると味覚は変わりますか?
A:入れ歯を入れるだけでは味覚が変わることはありません。しかし、保険適用の入れ歯は厚みがあるため、食べ物の温かさや冷たさを感じづらくなります。そのため、普段の食事より美味しく感じないといった声もあります。自費診療の入れ歯は、素材を薄く作ることができるため、熱さや冷たさも感じながら美味しく食事ができます。

Q:入れ歯を装着すると痛い原因は何ですか?
A:入れ歯を装着して痛みを感じる方は、口の中が傷ついていたり、口内炎ができたりしている可能性があります。また、そのような症状は入れ歯が合っていないことが原因です。早急に歯科医院を受診してください。