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小児矯正を受けるメリットは?子供のうちに矯正を行うべき理由とは?

2023年03月01日

お子さまの歯並びを心配される親御さんも多いかと思います。しかし、「本当に子供のうちに矯正をしてもいいのか」と疑問に思う方もいらっしゃるはずです。
そこで当記事では、小児矯正を行う3つのメリットと、子供のうちに矯正を行うべき理由について解説します。

小児矯正を行う3つのメリット

小児強制を受けるメリット

ここでは、小児矯正の代表的な3つのメリットについてご説明します。

・バランスの良い顔立ちになる
あごが成長していく時期に歯並びや噛み合わせが悪い状態だと、あごのバランスが歪んだまま成長してしまう可能性があります。歪んだまま成長してしまうと、あごや輪郭が変化し非対称になってしまうこともあります。

そのようなトラブルを防ぐために、小児矯正では噛み合わせを改善し、上下のあごの位置関係のアンバランスさを正常に戻します。噛み合わせが改善していけば、口周りの筋肉も正常に発育していくため、バランスの良い顔立ちになります。

・虫歯や歯周病の予防にも繋がる
歯並びが悪いと、しっかりと歯磨きをしているつもりでも汚れを落としきれないことが多くなります。結果として、
虫歯や歯周病などを招く原因になりかねません。

矯正をして歯並びが改善されれば、歯ブラシが細かな所まで届きやすくなり、磨き残しも少なくなります。また、乳歯の歯並びは永久歯の歯並びにも影響するため、子供のうちに矯正を行えば大人になってもお口の環境を良好に保ちやすくなるので、虫歯や歯周病の予防に繋がると言えます。

・口元のコンプレックスを解消できる
歯並びは人の印象を決める見た目にとっても大切な要素です。お子さん同士であっても、思春期になるにつれ歯並びの悪さからコンプレックスを抱えてしまうケースもあります。

こうしたコンプレックスは成長期において性格の形成にも影響を及ぼすことが考えられます。早いうちに矯正を行って、口元のコンプレックスを解消してあげれば、自信を持って人と接することができるようになります。

子供のうちに矯正を行うべき理由とは?

小児矯正を受けるメリット

矯正治療は大人になってからでも行えます。もしも、お子さんの歯が健康で、本人も特に気にしていなければ「小児矯正まではしなくても良いのでは?」と考える人もいるでしょう。

しかし、小児矯正は成長期ならではの治療効果を得られるため、子供のうちに矯正を行った方が多くのメリットを享受できます。子供のうちに矯正を行うことで得られるメリットは以下の3つが挙げられます。

  1. 抜歯を回避できる
  2. 歯をスムーズに動かせるため、痛みが少ない
  3. 治療期間の短縮に繋がる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

1.抜歯を回避できる

大人になってからの矯正は、永久歯が生え揃い、あごの成長も終わっている状態です。このような状態で矯正を行うには、抜歯をしてスペースを作る処置が発生するケースがあります。

一方で、子供のうちに行う矯正はあごの成長を利用して行うため、永久歯が生えてくる方向をコントロールしやすいメリットがあります。そのため、永久歯がきれいに生え揃う確率が高くなるので、大人になってからの矯正が不要になることも。

仮に、大人になってから本格的に矯正を行う際にも、抜歯をせずに矯正ができる確率が格段に高まります。矯正のためとはいえ、健康な歯を抜歯する必要がなくなるのは小児矯正の大きなメリットです。

2.歯をスムーズに動かせるため、痛みが少ない

成長過程の子供の歯は骨が柔らかく、柔軟に歯を動かしやすい状態です。これは、矯正を行う上でスムーズに治療をするための大きなメリットと言えます。

大人になってからの矯正は、歯が動く際に痛みを感じることが多く、人によっては耐え難い苦痛を感じることも。
一方で、子供のうちの矯正は骨や歯茎などが柔らかいため痛みがほとんどなく、適切な治療を行うことが可能です。

また、歯が動かしやすい時期に矯正を行うことで、あごの成長も適切に促せます。将来さまざまな要因で本格矯正が必要になっても、あごが適切に成長していれば、やはり抜歯が不要な確率が高くなるのも大きなメリットです。

3.治療期間の短縮に繋がる

もちろん個人によって差はありますが、子供は大人に比べて治療に対する適応能力が高く、治療期間が短く済む可能性が高いです。これは、歯の生え変わりやあごの成長に合わせて治療を行っていくので自然な成長に近くなり、体が適応しやすいためです。

矯正装置自体にも、早く慣れるお子さんが多く、身体的なストレスを感じにくい傾向にあります。また、矯正後の噛み合わせに対しても、歯や歯茎、周辺の筋肉が適応する能力が高いので違和感を覚えることが少ないです。

このようなことから、矯正治療自体が早く済むことが多いので治療費用も抑えることが可能です。大人になってから矯正をする治療期間や費用を考慮すると、子供のうちから行っておくのは身体的にも経済的にも負担が少なくなると言えます。

小児矯正が必要となる歯並びの状態とは?

ここからは、具体的にどのようなケースで矯正が必要になってくるのか、代表的な症状(歯並び)を紹介します。

下の歯が上の歯よりも前に出ている状態のことを差し、「受け口」と呼ばれることもあります。
原因としては、遺伝的要素、悪習癖などが考えられます。

・下顎前突(かがくぜんとつ)

下の歯が上の歯よりも前に出ている状態のことを差し、「受け口」と呼ばれることもあります。
原因としては、遺伝的要素、悪習癖などが考えられます。

・開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

上の歯と下の前歯がうまく噛み合わない状態を指します。原因としては、口呼吸や指しゃぶり、舌の癖などが挙げられます。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる「出っ歯」と呼ばれる状態のことです。こちらも遺伝、指しゃぶりなどの悪習癖が挙げられます。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

歯並びがでこぼこになっている状態を指します。遺伝が原因の場合もありますが、歯の生え変わり時期に乳歯がなかなか抜けず、永久歯がうまく出てこられないことも要因の一つです。

上記の他にも様々なケースがありますが、当てはまるからと言ってすぐに矯正するべきとは限りません。しろくま

歯科医院では、小児矯正の相談を承っておりますので、少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。

小児矯正はどんな方法がある?

それでは、小児矯正は具体的にどのような方法で治療を行うのでしょうか。代表的な矯正方法をご紹介します。

・プレオルソ

プレオルソ

歯並びがでこぼこになっている状態を指します。遺伝が原因の場合

プレオルソはマウスピース式の矯正装置のことを指します。マウスピースを装着して口の周りの筋肉を鍛え、間接的に矯正を行う治療法です。

プレオルソ自体の種類も豊富なため、さまざまな症状に適応するタイプが用意されています。歯並びや噛み合わせ、
滑舌の改善など通常の矯正治療に似た効果を得られる治療法です。

【メリット】
  • マウスピース式なのでお子さんが嫌がることが少ない
  • 装着するのは家にいる時間と就寝時だけ
  • 食事や歯磨きの時には取り外せる
【デメリット】
  • あまりに歯並びのズレが大きい場合には使用できない
  • 装着時間を守らないと効果が薄まる
【治療費用】

税込66,000円
※1~3ヶ月に1度の検診料 5,500円(税込)

【治療期間】

3~12か月

5~10歳頃のあごの成長期に適応した治療法となり、使用して損が少ない治療法です。お子さんに適した治療法であるか、一度ご相談ください。

床矯正

床矯正は、入れ歯のような矯正装置を使い、あごを広げ歯並びや噛み合わせ
を改善していく治療方法です。もちろん、矯正の際に抜歯をする必要はあり
ません。

あごを広げる治療と言うと、「顔が大きくなるのでは」とイメージされます
が、実際には「歯槽骨」と呼ばれる部分を正しい位置に矯正する治療のため、
顔の大きさが変化することはありません。

【メリット】
  • 成人矯正が不要になるよう治療可能
  • 治療に伴う痛みが少ない
  • 食事や歯磨きの時には取り外せる
【デメリット】
  • 装着時に違和感が生じる可能性がある
  • 装置に慣れるまでは発音しにくいケースがある
【費用】

385,000円(税込)
※1~3ヶ月に1度の検診料 5,500円(税込)

【治療期間】

2年

一般的な歯科医院の実情として、「小児矯正は軽く行い、あとは成人矯正」というスタンスがあったりしますが、しろくま歯科医院では、成人矯正がなるべく必要なくなるように、小児矯正の段階でしっかり治療を行っております。

小児矯正をご検討中の方はお気軽にご相談ください。

小児矯正に関するよくある質問

小児矯正に関するよくある質問

ここからは、小児矯正に関するよくある質問をまとめて紹介します。

Q.小児矯正のデメリットは?

A.小児矯正で考えられるデメリットとしては、以下が考えられます。

  • 治療をお子さんが嫌がると良い結果が出にくい
  • 矯正装置を付ける際に違和感が生じる場合がある
  • 矯正期間にしっかりとケアを行う必要がある
  • 葬用時間やルールを守る必要がある
  • 矯正中は一時的に歯並びが悪く見えることがある

上記のようなことが考えられるので、まずは歯科医に相談するところから始めることを推奨いたします。

Q.小児矯正の治療期間はどれくらい?

A.歯並びや噛み合わせの状態にもよりますが、治療に掛かる期間は1年から4年程が目安です。お子さまの歯並びの状態や、選択する治療方法によって治療期間は異なりますので、まずはご相談ください

Q.治療中に痛みはある?

A.矯正方法によりますが、矯正装置のつけ始めや歯が動く時に痛みが生じるケースがあります。とはいえ痛み止めが必要なほどではありません。実際に、小学校低学年のお子さんであっても痛みが原因で治療を辞めてしまう子はほとんどいません。

また、床矯正やプレオルソはさまざまな矯正方法の中でもほとんど痛みを感じることがない治療法です。

小児矯正はメリットが豊富!まずは歯科医にご相談を

小児矯正はメリットが豊富!まずは歯科医にご相談を

今回は、小児矯正を行う理由や子供のうちから行うメリット、矯正が必要なケースなどについて解説しました。子供のうちに矯正をするメリットとしては以下が挙げられます。

  • 虫歯や歯周病の予防にも繋がる
  • 抜歯を回避できる
  • 歯をスムーズに動かせるため、痛みが少ない
  • 治療期間の短縮に繋がる

しろくま歯科医院では、成人矯正がなるべく必要なくなるように、小児矯正の段階でしっかり治療を行っております。小児矯正をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。