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「入れ歯が合わない」「固いものを噛むと痛い」「しゃべりにくい」などのお悩みはありませんか?
実は、
合わない入れ歯は日常生活を不便にするだけでなく、長期間使用すると様々なリスクを引き起
こします。
当記事では、合わない入れ歯を使い続けるリスクや入れ歯の種類などについて分かりやすく解説しま
す。どうしても入れ歯が合わないと感じているのであれば、より口にフィットして使いやすい自由診
療で入れ歯を作るという選択肢もございます。この点を含めて当記事で解説いたしますので、入れ歯
で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
入れ歯に関するよくある悩み
入れ歯に関するよくある悩みについて紹介します。
まずは「痛い」です。入れ歯を装着していると、口の中に痛みを生じることがあります。入れ歯によ
って口の中が傷ついてしまうので、早めに歯医者で調整を行う必要があります。次に「外れる」です。
入れ歯を付けても、すぐに外れてしまうと食べることもままなりません。「しゃべりにくい」「吐き
気がする」なども悩まれている方が多いです。これらの悩みはいずれも
入れ歯がお口に合っていないことが主な原因です。
入れ歯が合わない原因
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入れ歯が合わない代表的な原因を3つ紹介します。
①入れ歯のベースの形
1つ目は、入れ歯のベースの形が合っていないことです。入れ歯が歯茎にフィットしていないと、歯
茎や粘膜に当たって口の中に傷ができてしまったり、外れやすくなってしまったりします。患者様1
人1人の口に合わせて、入れ歯のベースを作成することが重要です。
②入れ歯のかみ合わせの問題
2つ目は、入れ歯のかみ合わせが合っていないことです。口の形だけでなく、歯の形・大きさ・かむ
時の癖が1人1人異なります。入れ歯が口に合っていることだけでなく、噛んだ状態で適切な位置に
入れ歯が収まっているかどうかを確認する必要があります。
③入れ歯の変形によるもの
3つ目は、入れ歯の変形です。作成時に口やかみ合わせにピッタリだったとしても、入れ歯は毎日使
うため経年劣化してしまいます。入れ歯が摩耗や変形してしまうと、入れ歯のトラブルが起こりやす
くなります。
合わない入れ歯を放置するリスクとは?
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入れ歯が合わない状態で放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。考えられるリスクを4
つ紹介します。
口の中の粘膜が傷つく
合わない入れ歯を使い続けると、口の中の粘膜が入れ歯によって傷ついてしまいます。食事や会話な
ど口を動かすたびに、入れ歯が口の中の粘膜を傷付けて痛みが出ます。「義歯性口内炎」という入れ
歯が原因でできる口内炎を発症する可能性もあります。
残っている歯の寿命が短くなる
合わない入れ歯によって口の中の環境が悪くなり、
残っている歯にも影響が出て歯の寿命が短くなる可能性があります。
入れ歯を支えるために残存歯に金具を引っかけて固定しますが、合わない入れ歯
だと余計に力が加わり、周囲の歯の負担となるためです。
歯茎がぶよぶよになってしまう
合わない入れ歯を使い続けると、歯茎がぶよぶよに柔らかく肥大化する「フラビーガム」という症状
が現れます。長期的に歯茎に刺激が与えられることが原因と考えられていて、
歯茎がぶよぶよになるとさらに入れ歯が合わなくなるという悪循環
になってしまいます。
口の機能が低下する
合わない入れ歯を使い続けることで、「かむ」「しゃべる」「飲み込む」「呼吸する」などの口の機
能が衰えてしまいます。ここまで口の機能が衰えてしまうと、全身の状態まで影響する事態になりま
すので、早めに対策する必要があります。
自由診療と保険診療の入れ歯の違い
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入れ歯は自由診療と保険診療の2種類の方法で作ることができます
(より快適に入れ歯を使用したいと感じるのであれば自由診療で入れ歯を作ることをオススメしています)。
それぞれの違いを7つのポイントから比較していきます。
フィット感
自由診療でも保険診療でも、患者様に合わせた入れ歯を作りますが、自由診療であればよりフィットするように細かく調整をして入れ歯を作成できます。保険診療の場合は、入れ歯を作るためにかける時間や費用が制限されているため、完全にフィットする入れ歯を作るのは難しい場合が多いです。保険診療の入れ歯だとかむ力も天然歯と比べて1/3~1/10程度にまで下がってしまいます。一方で、自由診療では時間をかけてフィットする入れ歯を作成するので、固いものもしっかり食べることが可能です。
見た目
部分入れ歯を作る場合、保険診療では金属のばねを残存歯にひっかけて装着します。口の中の金属のばね
が目立ち、入れ歯をしていることが周りに知られてしまうこともあります。一方、自由診療ではノンクラスプデンチャーなどの目立たない樹脂でばねを作ることができるため、入れ歯を目立たなくすることが可能です。
素材
保険診療ではプラスチックで入れ歯を作ります。耐久性を上げるためにある程度の厚みが必要となるた
め、装着感が強いというデメリットがあります。また、傷が付きやすく臭いが出やすいという特徴があります。
一方、自由診療ではプラスチック以外の素材を使用して入れ歯を作れます。総入れ歯のベースにコバルトクロムなどの金属を使えば、厚みが0.4mm程度で作成できて装着した時の違和感の軽減が可能です。
耐久性・作り変えの頻度
保険診療で作る入れ歯はプラスチック製で、変形や摩耗しやすい素材です。そのため、毎日使っていると経年劣化して合わなくなる可能性が高くなります。入れ歯が合わなくなる度に調整や新しく作り変えるために歯科医に通う必要があります。一方、自由診療では種類にもよりますが、耐久性の高い素材を選択肢できるため、一度作ってしまえば比較的変形しにくく、長い間同じ入れ歯を使い続けることができます。
特に、当院では耐久性が高くて割れにくいバルプラストを利用している金具の無い入れ歯(ノンクラスプデンチャー)が1番人気となります。
費用
自由診療は使う素材や作成方法によって大きく異なります。当院においては、金具のない目立たない入れ歯・ノンクラスプデンチャーは¥150,000~500,000(税抜)、金属床義歯は¥300,000~500,000(税抜)となっております。自由診療の入れ歯は選択する種類によって費用の幅が広いため、まずは予算を伝えていただければ患者様に適切な入れ歯を提案させていただきます。
熱伝導性・味の感覚
保険診療のプラスチック製の入れ歯の場合、厚めのプラスチックで食べ物の熱を感じることが難しくなります。かむ力も弱くなりやすいので、硬いものは食べにくいと感じることが多いようです。また、入れ歯自体から臭いが出ていると食欲も無くしてしまいがちです。
一方、自由診療の入れ歯であれば、熱伝導性の高い金属などを使えば食べ物の熱を感じることができ、天然の歯で食べている時とほとんど感覚が変わらずに食事を楽しめます。また、しっかり噛めるので、食べられるものに制限がないことがほとんどです。
自由診療の入れ歯の作り方
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続いて、自由診療で入れ歯を作る場合の方法を解説します。
①口の中の確認
まずは口の中を確認させていただき、虫歯や歯周病などがないかどうかをチェックします。健康な
歯の状態になってから、入れ歯を作成します。
②印象採得
患者様の歯茎の型を作成します。既製品の型で大まかにとり、その後より精密に型をとるなど2段階
に分けて行うこともあります。
③かみ合わせの咬合採得
ものをかむ時のあごの動きを確認し、適切な入れ歯の形を作るための測定をします。
④仮の入れ歯で最終調整
②と③で計測した情報を元に、仮の入れ歯を作り、細かい部分を調整します。実際に装着して違和
感があれば、この段階で伝えていただけるとよりフィットした入れ歯が出来上がります。
⑤入れ歯完成
細かい調整を終えて患者様にぴったりの入れ歯を作成し、完成です。
⑥定期的なメンテナンス
入れ歯は作成して終了ではありません。毎日使っているうちに少しずつ口の中も入れ歯も変化しま
す。定期的に歯科医で口の中と入れ歯をメンテナンスすることで、口の中の環境を守り入れ歯を長
く使うことができます。
入れ歯のお悩みはしろくま歯科医院へ
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入れ歯は食べるときやしゃべる時など、日常生活に大きく関わるものです。
合わない入れ歯をそのまま使い続けてしまうと、歯やお口の中の状態が悪化してしまうことが考えられます。
どうしても入れ歯がわないと感じるのであれば、保険診療から自由診療の入れ歯に変更するのもおすすめです。
しろくま歯科医院では保険診療はもちろんのこと、自由診療の入れ歯を作ることが可能です。患者様の
ご要望に合わせて適切な入れ歯をご提案しております。ぜひご自身に合った入れ歯を作って、入れ歯を
快適に使ってみてはいかがでしょうか。
他院で作成した入れ歯の修理相談、自費入れ歯のセカンドオピニオン等も承っておりますので、お気軽にご相談ください。