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歯がない時の治療法は?メリット・デメリットまで解説!

2023年04月06日

当院では、歯を失ってしまった方から「再び噛めるようになりたい」「見た目を良くしたい」といったご相談をよく頂きます。そこで、当記事では、歯が無い状態を放置するリスクや歯を失ってしまった時の治療法をご紹介します。
それぞれの治療法のメリット・デメリット、費用なども詳しく解説しますので、ご参考になれば幸いです。

歯がない状態で放置するリスク

歯がない時の治療法は?

「歯を失ったものの普通に食事はできる」「痛みや腫れがない」などの理由で、失った歯を放置してしまう方も
います。しかし、失った歯を放置すると全体の口腔環境が崩壊していく恐れがあります。

通常の歯は全28本が支え合って噛み合わせを維持していますが、歯を失うと空いたスペースに他の歯が寄ることで噛み合わせや歯並びに影響を及ぼします。

こうした変化には気が付きづらく、徐々に症状が進行していくので、自覚する頃には「固いものが噛めなくなった」「発音しづらくなった」「口臭が発生してきた」など、問題が表面化していくことになります。さらに、症状が悪くなればなるほど治療期間が長くなり、費用も高くなります。

もしも、歯が一本でもない状態になってしまったら、なるべく早いうちに治療を開始することで健康維持はもちろん、時間とお金の節約にも繋がります。

歯を失った時の代表的な3つの治療法

虫歯や歯周病、不慮の事故など歯を失う原因はさまざまですが、歯を失ってしまった時の治療の選択肢は大きく分けて下記の3つです。

  • ブリッジ
  • インプラント
  • 入れ歯

抜けた歯の治療をしたいと思っても、実際にどのような治療をするのか分からないとなかなか行く勇気がでないもの。どのような治療法であるかのイメージをつかみ、早急に治療を始めるためにもぜひ参考にしてください。

ブリッジ

ブリッジとは、欠損した歯を補うために両隣の歯を土台として架け橋のように被せ物をする治療法のことです。
失った歯の両隣を支えとするため、失った歯の本数が少ない場合や一本だけないといった場合にブリッジが選択されます。

■ブリッジのメリット

  • 外科的な手術の必要がない
  • 治療期間が比較的短い
  • 保険が適用されるため費用が安く済む
  • 固定式で取り外す必要がない

■ ブリッジのデメリット

  • 本来削る必要がない歯を削る必要がある
  • 両隣の健康な歯に負担がかかる
  • 虫歯や歯周病のリスクが高くなる

ブリッジを支えるためには、両隣の健康的な歯を削って架け橋の土台を作らなければなりません。また、ブリッジ周囲の歯は虫歯や歯周病のリスクが高くなることも注意しなければなりません。これは、ブリッジの構造的に歯のつなぎ目や、ブリッジの隙間に汚れが溜まりやすく口腔内の環境が悪化しやすくなるためです。
そのため、ブリッジ自体を長持ちさせ、周囲の歯を健康に保つためには定期的な検診や入念なケアを怠ってはいけません。

インプラント

インプラントは、失った歯の部位に人工的な歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
歯周病や虫歯で歯を失った人から、事故や先天的な理由で歯がない人にも、一本からすべての歯まで幅広く対応できます。

■インプラントのメリット

  • 天然の歯とほとんど変わらない美しい見た目
  • 天然の歯と同様の感覚で食べ物を噛める
  • インプラントは独立しているため、周囲の歯に負担がかからない

上記のようなメリットから、現在ではインプラントを希望する方も多くいますが、下記のデメリットがあることを考慮しなければなりません。

■インプラントのデメリット

  • 顎の骨にネジを打つオペが必要
  • 噛める状態になるまで約半年は必要
  • 高血圧や心臓病など、持病・基礎疾患がある方は治療を受けられない可能性がある
  • 治療期間が長い
  • 保険が適用できないために治療費が高額になる(自費治療の中でも一番高額)

手術自体は成功率が高く安全性が保たれていますが、外科手術を伴う治療であることを留意しておきましょう。
また、インプラント治療は保険が適用できないために治療費が高額になります(治療費は歯の状態や医院の設備などによって異なります。)
これらのデメリットを踏まえ、インプラントを治療の選択肢に入れる場合には慎重に検討するべきです。当院
(しろくま医院)では、患者さまにインプラントの費用やリスクをしっかり伝えた上で治療を行っておりますの
で、インプラントにご興味のある方はまずは一度ご相談ください。

入歯

入れ歯はブリッジやインプラントと比較すると、手軽に失った歯を補える治療法です。ブリッジやインプラント治療が不可能と言われた場所でも対応可能で、一本の「部分入れ歯」からすべての歯の「総入れ歯」まで選択肢が広がります。

一昔前のイメージから入れ歯の印象が良くない人も多くいますが、現在の入れ歯はとても精巧です。入れ歯での治療を選ぶことで下記のようなメリットが得られます。

■入れ歯のメリット

  • 種類豊富な入れ歯の中からご自身にピッタリ合う入れ歯を選択できる
  • 抜けた歯の本数が多くても対応できる
  • 違和感を感じても、すぐに修理や調整ができる

上記のようなメリットから、「健康な周囲の歯を削りたくない」「外科手術での治療に抵抗がある」といった方
には入れ歯がおすすめです。

■入れ歯のデメリット

  • 違和感や不快感を伴うケースもある
  • 噛みにくいと感じるケースもある
  • 保険の入れ歯の場合、金属のバネが目立つ

上記のようなデメリットを列挙しましたが、自費の入れ歯であればこれらのデメリットを解消できる可能性が高いです。参考までに自費の入れ歯の特徴を紹介します。

自費診療の入れ歯ならデメリットを解消できる

自費の入れ歯は、従来の入れ歯にあったネガティブなイメージを払拭するほど機能性や外観が優れています。参考までに保険診療の入れ歯と自費の入れ歯の違いについて表にまとめました。

保険診療の入れ歯自費の入れ歯
メリット・低価格で作れる
・短期間で作成できる
・修理がしやすい
・薄く違和感なく耐久性が高い
・本来の歯のように美しい見た目に仕上がる。審美性に優れているので、他人から入れ歯ときづかれない。
・種類の選択肢が幅広く、違和感や不快感の少ないものを選べる
・熱伝導率に優れ、食べ物の味をよく感じられる
デメリット・装着時に違和感・不快感を伴う可能性がある
・合わない入れ歯だとうまく噛めない
・長期間の使用ですり減りや変色が現れる
・保険が適用されないので費用が高くなる
・完成まで時間が比較的長め

上記のような特徴の違いが挙げられます。ちなみに、自費の中でも「ノンクラスプデンチャー・金具
のない入れ歯
」がここ最近人気で、大幅に普及が広がっています。
 
「ノンクラスプデンチャー・金具のない入れ歯」の普及が広まっている理由としては、以下のような
メリットがあるからでしょう。

  • クラスプという金属のバネがないので、見える位置に入れ歯をしても目立たない
  • 審美性に優れているので、他人から入れ歯ときづかれない
  • 薄く、柔軟性に優れているので装着時の違和感が少ない
  • 自費の入れ歯の中でも比較的安く作製できる
  • 金属アレルギーの人でも問題なく使用できる

このような特徴から、「入れ歯だと気付かれたくない」「食べ物を噛んだ時に痛みを感じたくない」
という人におすすめの治療法です。
当院ではノンクラスプデンチャー・金具のない入れ歯の作製を得意としておりますので、入れ歯での
治療を考えている方はお気軽にご相談ください。

歯の状態を考慮して最適な治療法を選択する

ここからは、症例(歯の状態)に応じた最適な治療法についてご説明します。


奥歯がない場合の治療法
奥歯を失った時の治療法としては、基本的にはブリッジ、インプラント、入れ歯のどの方法でも治療
が行えます。ただし、一番奥の歯に関しては支え合う両隣の歯がないためブリッジは適用できません。
 
奥歯は前歯よりも噛む時に大きな負担がかかる部位のため、しっかりと固定されるインプラントを希
望される人が多くいます。ですが、持病や骨量の問題、外科手術を行いたくないという人は部分入れ
歯を選択することになります。
 
前歯がない場合の治療法
前歯がない場合に関しても、基本的にはどの治療法でも適用可能です。前歯は一番目立ち、印象を左
右する大事な部位なので見た目も考慮して治療法を選択される方が多いです。
 
単純に見た目の良さで考えるのであれば、インプラント、または自費の入れ歯をオススメしておりま
す。前述の通り、「金属のバネを使わない」ノンクラスプデンチャー・金具のない入れ歯は審美性に
優れており、入れ歯だと気付かれることはほとんどありません。

歯の状態を考慮して最適な治療法を選択する
 
ここからは、症例(歯の状態)に応じた最適な治療法についてご説明します。
奥歯がない場合の治療法
奥歯を失った時の治療法としては、基本的にはブリッジ、インプラント、入れ歯のどの方法でも治療
が行えます。ただし、一番奥の歯に関しては支え合う両隣の歯がないためブリッジは適用できません。
 
奥歯は前歯よりも噛む時に大きな負担がかかる部位のため、しっかりと固定されるインプラントを希
望される人が多くいます。ですが、持病や骨量の問題、外科手術を行いたくないという人は部分入れ
歯を選択することになります。
 
前歯がない場合の治療法
前歯がない場合に関しても、基本的にはどの治療法でも適用可能です。前歯は一番目立ち、印象を左
右する大事な部位なので見た目も考慮して治療法を選択される方が多いです。
 
単純に見た目の良さで考えるのであれば、インプラント、または自費の入れ歯をオススメしておりま
す。前述の通り、「金属のバネを使わない」ノンクラスプデンチャー・金具のない入れ歯は審美性に
優れており、入れ歯だと気付かれることはほとんどありません。


 歯がない場合の治療法まとめ

今回は、残念にも歯を失ってしまった際の治療法について紹介しました。虫歯や歯周病、事故など歯
を失う原因はさまざまですが主な治療法としては、

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯

の3つが挙げられます。大切なのは、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解した上で、個々人に合った最適な治療法を選択することです。
 当院では、患者様の歯やお口の状態を検査した上で、患者さまお一人ひとりに合う最適な治療法をご提案しております。また、見た目と機能性の両方を考慮した上で患者さまにとって最良の選択肢をお伝えしております。失った歯の治療をご検討の方は、まずはお気軽に当院までご来院ください。