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歯石を自分で除去するのは危険!歯科医院で歯のクリーニングがオススメな理由

2023年07月18日

「自分で歯石除去をしたいと思っているけどデメリットはない?」

「わざわざ歯科医院に通ってまで歯石を除去するのは面倒」

このようなことをお考えではありませんか?

結論からいうと、歯石の除去を自分で行うのは非常に危険なのでおすすめしません。それは、歯の表面

や歯茎を傷つける恐れがあり、かえって悪化するリスクがあるからです。

本記事では、歯石除去を自分で行うのをおすすめしない理由と、歯科医院で歯石を除去する方法を解説

します。歯石を自分で除去しようとお考えの方は、ぜひ本記事を読んでいただき、その危険性について

知っておきましょう。

歯石とは?

歯石とは、磨き残した歯垢が石灰化して硬くなったものです。

歯石自体が歯や歯茎を刺激するわけではありませんが、虫歯や歯周病につながることもあります。そのため、定期的に歯科医院で歯石を除去することが大切です。

歯石が付く原因

前述したように、歯石は磨き残した歯垢が石灰化したものです。

 正しい歯磨きが行えておらず、歯に歯垢が長期間ついてしまった結果、歯垢が石灰化して歯石になります。 歯に付着した歯垢の中には細菌が存在し、その細菌は2週間程度で死んでしまいます。

死んだ細菌が口腔内の唾液によって石灰化することで、歯石になるのです。その過程を繰り返すことで、歯石が大きくなります。

そのため、正しい歯磨きで磨き残しがないようにするのが非常に大切です。ただし、綺麗に歯磨きをしても多少の磨き残しはあるため、ホームケアのみではある程度の歯石が見られるのは避けられません。

歯石除去をする必要性

歯石は唾液によって石灰化したものなので、歯石自体が歯や歯茎を傷つけるわけではありません。

しかし、歯石は細菌の塊でもあるため、放置しておくと「虫歯や歯周病」の原因にもなります。

また、口臭の原因にもなり、精神衛生上でも良くありません。虫歯や歯周病、口臭予防のためにも、歯石除去をする必要があります。

歯石は唾液によって石灰化したものなので、歯石自体が歯や歯茎を傷つけるわけではありません。

しかし、歯石は細菌の塊でもあるため、放置しておくと「虫歯や歯周病」の原因にもなります。

また、口臭の原因にもなり、精神衛生上でも良くありません。虫歯や歯周病、口臭予防のためにも、歯石除去をする必要があります。

歯石を自分で取る方法

歯石を自分で除去するためには、「スケーラー」と呼ばれる歯科器具を使用します。

スケーラーとは、刃の先端がフック状になっており、その先端で歯石を削り取る器具のことです。 スケーラーを使って自分で歯石を除去する方法は、以下のような手順で行います。

  1. しっかりと歯磨きを行う
  2. 消毒用のアルコールでスケーラーを消毒する
  3. 鏡を見ながら歯石が付いている箇所を確認してスケーラーの先端で除去していく
  4. 口をゆすぎながら、数回に分けて除去する
  5. 歯や歯茎を傷つけやすいので、慎重に行う

上記のように、スケーラーを使って歯石を除去することはできますが、自分で行うのはおすすめしません。詳しくは次の章で解説します。

歯石を自分で除去するのをおすすめしない理由

自分で歯石を除去する方法として、スケーラーを紹介しましたがおすすめしません。おすすめしない理由は、以下の3つです。

  • 歯や歯茎などを傷つける
  • すぐに再発する
  • 縁下歯石を除去できない

歯や歯茎などを傷つける

歯石の除去にスケーラーを使用しますが、素人が行うと歯の表面や歯茎を傷つける恐れがあります。

前歯など鏡で見える箇所は、自分でもある程度の歯石は除去できます。しかし、歯石は歯の裏側に付いていることが多く、鏡ではなかなか見えない箇所にあるため、技術がない方が行うと出血する可能性があるのです。

歯茎を傷つけてしまうと、出血したり歯茎の位置が下がったりしてしまいます。また、スケーラーを用意できないからと爪楊枝での歯石除去を考える方もいらっしゃいます。

同じく、歯の表面や歯茎を傷つける可能性が非常に高いのでおすすめしません。

すぐに再発する

十分な歯石除去が行われていないと、残った歯石に歯垢が付着し、すぐに再発します。それだけでなく、歯石を除去する前よりも広範囲に歯石が付く恐れもあります。

歯科医院で正しくスケーラーを使用すれば、歯の表面はツルツルになり、歯石や虫歯菌がつきにくい状態を作り出すことが可能です。しかし、知識や技術がない方がスケーラーを使用すると、歯の表面がデコボコになり、かえって歯石がつきやすくなってしまうためおすすめしません。

縁下歯石を除去できない

歯石には、歯茎より上の歯に付いている「縁上歯石」と、歯周ポケット内にある「縁下歯石」があります。縁上歯石は目に見える箇所にありますが、縁下歯石は歯周ポケット内で作られているため、自分では確認できません。

縁下歯石は色が黒く、虫歯や歯周病を進行させる原因にもなります。自分では除去できないため、歯科医師に除去してもらうのがおすすめです。

歯石の除去は歯科医院で行うPMTC(歯のクリーニング)がおすすめ!

歯石の除去は歯科医院で実施してもらうことを強くおすすめします。当院では、予防歯科の定番でもある「PMTC」で歯垢や歯石を取り除きます。

この章では、PMTCの概要や治療の流れ、PMTCのメリットについて、歯科医院で歯石除去する際の痛み

について解説します。

PMTCとは?

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医院で行う専門家による徹底した歯面清掃のことです。

専用の歯科機器とフッ化物入り研磨剤を用いて、歯面に付着した歯垢や歯石、バイオフィルムなどを除去して歯面を綺麗にします。

口腔内の健康を維持するためには、ホームケアと歯科医院での専門ケア、特にPMTCを両立することが大切です。また、定期的に歯科医院で歯のメンテナンスを行うことも、歯周病や虫歯予防、歯石を溜めないためには重要となります。

歯科医院で歯石除去(PMTC)を行うメリット

歯科医院で歯石除去(PMTC)を行うメリットはさまざまあります。

具体的には、以下のとおりです。

  • 虫歯予防につながる…お口の中の細菌を減少させ、プラークの再付着を防ぐ
  • 歯周病の予防・改善…お口の中の歯周病菌を減少させ、歯周炎の症状を軽減する
  • 口臭予防・改善…お口の中にいる菌の減少により、口臭を軽減する
  • 審美性の向上…歯の表面の着色を除去し、光沢のある歯の表面を手に入れられる

上記のように、歯の健康を向上させる以外にも、見た目が美しくなるなどのメリットもあります。

PMTCはプロの手で処置を行うため、歯を傷つけるリスクも低く、セルフケアでは取り除けない歯石もキ

レイに除去できます。歯石除去を行うのであれば、歯科医院での歯石除去を推奨します。当院でもPMTC

に対応しておりますので、お気軽にご予約ください。

PMTCの流れ

PMTCはどのような流れで行われるのでしょうか。具体的な流れは以下のとおりです。

ステップ1:口腔内の確認

口腔内をチェックし、虫歯や歯石がないかを確認します。虫歯などが見つかった際は、現在の口腔内の

状態を説明し、治療を優先して行います。

ステップ2:歯石除去

歯石を除去するために、専用の器具を使って歯垢や歯石を細部まで除去します。

ステップ3:着色除去

歯の表面に付いているタバコのヤニや茶渋などの着色汚れを除去します。

ステップ4:研磨

仕上げに、研磨剤(ジェルやペースト)を使用して歯と歯の間や表面を丁寧に磨きあげます。

ステップ5:食生活の指導や正しいブラッシングの指導

ホームケアの質を向上するために、虫歯や歯周病になりにくい食生活の指導や正しいブラッシングの指

導を行い終了です。

歯科医院で歯石を除去する際の痛みについて

歯科医院で歯石除去を行う際に、痛みを気にされる方は少なくありません。スケーラーという歯科用器具を用いて歯石除去を行いますが、痛みを感じる程度は人によって異なります。

チクチク痛むこともあれば、痛みを感じず終える方もいらっしゃいます。ただしこれは歯の上に付いている歯石「縁上歯石」の場合です。

縁上歯石の場合は通常麻酔をしないことが多いですが、痛みに弱い方や怖い方には麻酔を使用しての処置も可能です。

歯周ポケット内にある「縁下歯石」は、歯肉の中に器具を入れて歯石を除去するため、痛みを伴います。縁下歯石を除去する際は、麻酔をしてから治療を行います。まずは一度、当院にご相談ください。

歯石がつかないようにする予防策

歯科医院で歯石を除去してもらった後は、歯石がつかないように予防することが大切です。以下では、

歯石がつかないようにする予防策を解説します。

正しい歯磨きを行う

歯石がつかないようにするためには、その原因となる歯垢を溜めないことが大切です。そのためには、

正しい歯磨きを普段から行う必要があります。

 毎日の丁寧なブラッシングはもちろん、歯の隙間を清掃するデンタルフロスや歯間ブラシを使用するこ

とも大切です。

歯科で定期検診を受ける

歯石がつかないように丁寧な歯ブラシやケアをしていても、磨ききれなかった汚れから歯石になってしまいます。

歯科医院で歯石除去を行った後も、数ヶ月に一度は口腔内の状態を診てもらうのは大切です。

定期検診では、正しく歯磨きが行われているか、歯石がついていないか、歯周病が進行していないかなどを診てもらえます。

歯石が見つかれば除去してくれるので、常に綺麗な口腔環境を保つことにも繋がります。

まとめ

本記事では、歯石除去を自分で行うのをおすすめしない理由や、歯科医院で歯石除去を行う方法などを

解説してきました。

歯石は虫歯や歯周病、口臭の原因にもなるため、定期的に除去することで歯の健康維持に繋がります。

歯石除去は自分で行うと、歯の表面を傷つけたり歯茎を傷つけて出血させたりするリスクが非常に高い

です。

そのため、歯科医院でプロの手によって歯石除去をしてもらうことをおすすめします。

当院は、女性・お子様・高齢者の方向けの歯科医院です。全ての女性が通いやすく、安心で安全な治療

を提供しております。歯石除去をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。